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「科学的知見によるトレーニングに感銘を受けた」

鎌江 一平さんがSTRAILのコンサルタントを選んだ理由

英語のパーソナルジム『StudyHacker ENGLISH COMPANY』と英語学習コーチングサービス『STRAIL』。ここでは英語学習のスペシャリストたちが、高い専門性と豊富な指導経験に基づき、受講生ひとりひとりに最適な英語学習サービスを提供しています。

今回は、STRAILで英語コンサルタントとして活躍している、鎌江 一平さんのインタビューをお届けします。

日本のことを別の視点から観察できるようになりたかった

——はじめに、鎌江コンサルタントの経歴について、簡単に紹介してください。

鎌江コンサルタント:慶應義塾大学法学部を卒業後、同大学大学院を修了して法学修士号取得。その間に留学し、アメリカのボストン大学大学院にて、国際関係論、安全保障論を専攻。さらに、ハーバード大学研究助手として経歴を積みました。英語圏の留学生に国際政治学を教えた実績もあります。

帰国後、明治大学大学院にて政治学博士号を取得しました。

——鎌江コンサルタントの英語との出会いは、どのようなものでしたか?

鎌江コンサルタント:小学1年生のときに見た映画『E.T.』ですね。当時ハリウッド映画がブームで、英語の世界に触れたのはこのときが初めてです。その後、オーストラリアから来たホームステイの学生が、数日自宅に滞在するなどの偶然が積み重なり、英語が話せることへの憧れを抱くのと同時に、異なる文化に関心をもちました。

小学4年生の頃、父の留学にともない家族で渡米し、現地校で小学5年生のクラスに編入しました。現地で生活していくため、自然と英語を使わざるを得ない環境で育ちましたね。

——鎌江さんが、政治学を専攻されたのはなぜでしょうか?

鎌江コンサルタント:小学校の頃のアメリカでの生活で印象的だったのが、時事問題のテーマについてディスカッションする時間が頻繁にあったことです。現地の小学生が意見をためらいなく述べている姿を見て、日本の小学校では見られない光景でびっくりした記憶があります。私自身、時事問題についてもっと深く知りたいと思っていましたね。

自分の関心や強みがどこかを考えたときに思い浮かんだのが政治学。特に国際政治を学んで世界における日本の立ち位置を知ることで、日本と他の国との架け橋になり、日本のことを違う視点で見られるようになりたいと思ったのがきっかけです。

——たしかに海外のことを知ると、日本のことを違う視点から見ることができますね。

鎌江コンサルタント:はい。私自身が英語学習を続けたいと思ったのも、日本のことを客観的に知りたいからという理由もありました。受講生の方にも世界の他の文化を吸収するのみならず、日本のことをもっと深く知るおもしろさを、英語を通じて味わっていただきたいと思っています。

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受講生ひとりひとりの状況に合わせたアプローチをしているのが強み

——鎌江さんが、ENGLISH COMPANYのパーソナルトレーナーを知ったきっかけはなんでしたか?

鎌江コンサルタント:これまで研究・教育関係に従事してきたため、そこから大きく乖離しない範囲で見つけたのがENGLISH COMPANYのトレーナーでした。

ENGLISH COMPANYでは、第二言語習得研究の知見で短期間でも効率よく英語力を伸ばすためのメソッドが確立されており、非常に感銘を受けました。音読やシャドーイングなどの効果の理屈を知ると、昔からなんとなくやっていたトレーニングには、きちんと意味があったんだと腑に落ちました。

——鎌江さんから見て、ENGLISH COMPANYやSTRAILのすぐれているポイントはどこだと思いますか?

鎌江コンサルタント:「英語を教えるだけ」の単なる英語スクールでは決してないという点ですね。間違いなくENGLISH COMPANYやSTRAILの特長であり、強みのひとつだと言えます。

実際、受講生の方のなかには、英語がわからないというだけではなく、英語学習を続けることに不安を抱えて入会される方も少なくありません。過去の学校や塾での学習過程で遭遇した嫌な経験から、英語学習そのものへの抵抗を感じてしまうようになったという方もいらっしゃいます。

当然のことながら、ENGLISH COMPANYやSTRAILには、どんな受講生の方に対しても提供する一貫したサービスコンテンツがしっかりと存在します。これを提供するうえで私たちは、先ほど挙げたような、受講生の方の置かれた生活環境、学習進捗状況、はたまた精神・心理状況がどうなっているのかを重視しているのです。この点は、ほかのスクールにはない強みでしょう。

トレーナーやコンサルタントは紋切り型に受講内容を受講生の方に教えるのではなく、受講生目線に立ち、内容、量、タイミングなどあらゆる要素について、どのように学習コンテンツを提供するのがベストなのかを常に意識しています。つまり、同じ内容を伝えるにも、一方的に伝えるのではなく、刻々と変化する受講生の状態や個々の受講生の抱える事情を加味したうえで、受講生目線に立って提供しようと尽力しているのです。ここが、受講生の方にとって一番魅力に感じる点だと思いました。

——ただ一方的に教えるのではなく、受講生の方の目線に立って柔軟にアプローチしているのは、まさに「英語のパーソナルジム」と言えますね! では、ENGLISH COMPANYやSTRAILでトレーナー・コンサルタントとして働いてみて、鎌江さんが一番よいと思うことはなんですか?

鎌江コンサルタント:やはりENGLISH COMPANYの職場環境と人間関係のよさは特筆すべきですね。さまざまなバックグラウンドをもったトレーナーが集まっているため、多角的に広い視野で前向きに物事に取り組む同僚が大半です。

個別で困ったことがあっても相談しやすく、精神的にゆとりをもって業務に臨める点が一番いいと思います。具体的には、学習進捗アプリの「Studyplus」でメッセージをくださる受講生の方への適切な対応など、イレギュラーな対処が必要な場合でも追い詰められることなく冷静に取り組めるのは、マネージャーや同僚が前向きでサポーティブだからです。

すべき業務の線引きが明確で、日頃の連携さえきちんととれれば、ひとりで抱え込むことなく業務に携われるのが魅力ですね。

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成果を挙げ、「英語を学ぶのは楽しい」と感じられる時間を提供していきたい

——「プロトレーナー、コンサルタント」としての鎌江さんの将来の目標を教えてください。

鎌江コンサルタント:これまで、社会人の方向けのENGLISH COMPANY、高校生向けの大学受験部、そしてSTRAILを経験させていただいて、少しずつ要求されることも変わってきました。どれもチャレンジングである一方、やりがいがあります。

どこであっても共通で重視しているのは、「英語を学ぶのは楽しい」と感じられる時間を、トレーニングやコンサルティングを通じて受講生の方に提供できているのかという点。シンプルかつ一番難しいことですが、これが実現できる人間に成長したいと考えています。と同時に、知識も経験も豊富な同僚たちと刺激し合えるENGLISH COMPANYでなら、そう成長できると確信しています。

特に、私が課題としてとらえているのは、どの受講生の方にも「英語力が伸びている」という体感をしていただけるようにすることです。いくら第二言語習得の知見やトレーニングの知識が豊富でも、ひとりひとり性格や生活スタイルなどが異なる受講生の方に適切なタイミングでお伝えしないと、せっかくの効果が半減し、信頼関係をうまく築くことはできませんよね。どなたであってもひとりひとりに合ったコンサルティングができるようにしていきたいと思います。

じつは私自身、大学の段階で英検1級と国連英検A級を取得していたのですが、受講生の方にコンサルティングしているうちに自分も学び続ける姿勢を示さなければと思い、2019年に国連英検の特A級を受けたんです。受講生の方の頑張りから刺激を受けたおかげもあり、合格することができました。最近ではENGLISH COMPANYの学習メソッドを取り入れて、中国語の学習に取り組んでいるところです。

すべきことをただ受講生の方にお伝えするのではなく、自分が学び続ける姿勢を示すことで、忙しいなかトレーニングに取り組んでいただく受講生の方の気持ちにもっと寄り添っていきたいと思っています。

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——最後に、これからENGLISH COMPANYのトレーナーとして働いてみたいと考えている方にメッセージをお願いします。

鎌江コンサルタント:ENGLISH COMPANYのトレーニングスタイルは、精神論でひたすら練習させるわけでもない一方で、ご自宅でも適切なトレーニングで学習できているかこまめに学習進捗をチェックするという、厳しすぎず、甘やかさないアプローチでバランスが非常にとれていると思います。受講生の方にきちんとしたアプローチをすれば、学習成果を出していただけるので、私自身やりがいを感じています。

受講生の方とも同僚とも積極的にコミュニケーションがとれ、人と関わるのが楽しいと思える方、受講生の方の成長に貢献したいと強く思える方が、トレーナーとして必要とされているのではないでしょうか。

加えて自分自身を常に成長させたいという意欲のある方に、ぜひトレーナーの仲間入りを実現していただきたいですね!